神戸の今と昔「Old Kobe Love」ホームへ戻る 本文へジャンプ

旧居留地海岸通その2

昔の海岸通
現在の海岸通
昔の写真絵葉書『神戸海岸通』「推定明治時代後期から大正時代初期」
写真撮影「2011年7月28日」
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こちらの絵葉書にも海岸通にあった明治40年(1907年)建築で大正6年(1917年)に改築される以前のオリエンタルホテルの姿が大きく写っています。現在そのオリエンタルホテルの跡地には写真に写るガラス張りのビルが建っております。またその左隣には商船三井ビル、海岸ビルと続いており右手には神港ビルヂングが建ってますが、絵葉書ではそれらはまだ建築されておりません。絵葉書のオリエンタルホテルの奥に写るのが現在あるJA兵庫県農業会館の場所に建っていた、明治35年(1902年)建築のホンコン・シャンハイ銀行です。
昔の海岸通の様子を見ると車道と柵で区切り左手に広場とベンチが広がっているのが解ります。海が目の前に広がり絵葉書の英語表記に書かれる「The Bund of Kobe」とまさに今も残る「上海バンド」と同じような趣きのある通りであったと思われます。現在の海岸通は国道2号線が走り神戸の東西をつなぐ大動脈の一つとなっています。

昭和2年発行神戸市街全図より


google mapsより

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