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三宮そごうその1

昔の三宮そごう周辺
現在の三宮そごう周辺
昔の写真絵葉書『(神戸名勝)瀧道停留所付近』「推定昭和8年〜16年」
写真撮影「2011年3月28日」
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神戸三宮の定番デパート「そごう」です。この建物は阪神電車が地下線にて神戸へ乗り入れた昭和8年に建設されました。白い覆いがなされてますが現在も同じ建物です。
絵葉書には瀧道とありますが、瀧道とは現在は「フラワーロード」と呼ばれている南の神戸税関から北の新神戸駅まで延びている南北の道路のことを指しています。実は明治以前まではこのフラワーロードが生田川だったのです。新神戸駅裏にある布引の滝から伸びている道という意味で「瀧道」だったことからもうかがえます。
明治期に入り治水目的のために現在の新神戸駅から直線的に南へ進む新生田川に付け替えられました。生田川以外にも明治時代の阪神間は治水作業が非常に多く行われました。神戸の新開地も、湊川を現在の新湊川へ付け替えられてできた元湊川の跡地なので、「新しく開けた場所」という意味の「新開地」という地名なのです。また、西宮市の甲子園球場も現在の武庫川の支流だった枝川という川を埋め立てた跡地に建っております。甲子園球場の水はけがよいのはそんな理由もあるのかもしれません。
三宮そごうについては姉妹サイト「アドルフに告ぐ」でめぐる神戸の旅にても色々と扱っておりますので、そちらもぜひご覧ください。

昭和29年発行神戸市街全図より
昔の地図

Google mapsより

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